てぃーだ平和ネット ~沖縄県議会~

PARLIAMENT ACTIVITY 議会活動

  • 代表質問
  • 玉城 健一郎

令和2年第7回沖縄県議会(定例会)

2020年12月3日

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1 知事の政治姿勢について
 (1) 大統領選挙の結果について知事の所見を伺う。

 

 (2) 県系人であるデーブ・ロバーツ氏が監督を務めるロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズを制覇した。このことは世界のウチナーンチュに誇りと希望を与えたと考えるが、知事の所見を伺う。

 

 (3) 1952年ヘルシンキ五輪で100メートル男子競泳の背泳で米国代表として金メダルを獲得し、1973年には国際水泳殿堂入りをしている親川義信氏がいる。来年は東京オリンピックが開催される予定であり、また、世界のウチナーンチュ大会もある。ドジャースの監督、水泳の選手を沖縄へ招聘し、講演会を開催してはどうか。

 

2 基地行政について
 (1) 普天間飛行場の閉鎖・返還について
  ア 1年2か月ぶりに基地負担軽減会議が開催されたが、負担軽減会議ではどのような議論が行われたのか。
  イ 普天間飛行場の5年以内の運用停止について、5年以内の運用停止は何が目的で設定されたのか。また、政府はしきりに運用停止ができていないのは地元の協力が得られていないことが原因だと主張し、あたかも沖縄県に責任があるような言いぶりであるが、沖縄県との対話にも応じず、県民投票で示された民意を無視し、工事を進めているにもかかわらず、米軍側との調整している気配も見られない。普天間飛行場の危険性を放置
しているのは今の日本政府であると考えるが、5年以内の運用停止についてどのような見解か。また、新たな期限設定をする考えはあるのか。
  ウ 米軍人による事件・事故について、今月に入って米軍絡みの飲酒事件・事故が頻発している。これまでに何度も再発防止の徹底を要請しているにもかかわらず看過することはできない。県の対応を伺う。
  エ 緑ヶ丘保育園、普天間第二小学校へ部品落下から3年たったが、県警の捜査の状況と沖縄県の対応を伺う。
  オ 保育園の保護者からの要請は、地位協定改定や普天間飛行場の閉鎖・返還という政治的な解決が必要なことではなく、日米の合意事項である現状の飛行ルートを守って、園の上空を飛ばないでという当たり前の要求であるが、いまだにこの要求が達成されず園の上空を飛んでいる。沖縄県として、米軍、防衛省に対して要求をしていただきたいがどうか。
  カ 普天間飛行場の泡消火剤流出について進捗状況を伺う。

 

 (2) 辺野古新基地建設について
  ア 普天間飛行場代替施設建設事業公有水面埋立変更承認申請の審査状況について、今後の予定を伺う。
  イ 辺野古埋立承認取消訴訟(抗告訴訟)への対応について伺う。
  ウ サンゴ特別採捕許可に関する国の関与取消訴訟について、争点と今後の対応を伺う。

 

3 環境行政について
 (1) 気候非常事態宣言について、今後のスケジュールを伺う。

 (2) 沖縄県でのプラスチックごみの排出量について伺う。

 (3) 世界的にプラスチックストローを廃止する動きが出てきている。プラスチックストローを代替品へ変えていく、あるいはストローを使わないことを推奨していく必要があると思うが、県の見解を伺う。

 

 (4) 動物愛護センターでは旧県衛生環境研究所のハブ研究室跡地を犬猫譲渡活動拠点として活用している。今後の改修計画について伺う。

 

4 新型コロナ対策について
 (1) 県庁内でのクラスターについて、発生の状況と沖縄県が示しているガイドラインを照らした上での見解を伺う。

 

 (2) 県議会議員のクラスターについて、発生の状況と県が示しているガイドラインに照らした上での見解を伺う。

 

 (3) 第3波が始まっていると言われる中、これ以上感染を広げない、クラスターを出さないためにはどのように行動していけばいいのか。県の見解を伺う。

 

 (4) 感染症対策は都道府県の役割が大きいが、市町村との役割分担はどのように考えているか。

 

5 待機児童対策について
 (1) コロナ禍にある中、保育の現場でも大きな影響が出てきている。エッセンシャルワーカーである保育士はコロナ禍でも休めず、これから多くの離職が予想され、園によっては受入数を減らさなければいけない園も少なくない。コロナ禍で保育従事者の離職が加速することが予想されるが、県の見解を伺う。

 (2) 本県の特徴として、歴史的な要因で認可外保育園が多く、保育の受皿となっている現状がある。コロナ禍で休園せざるを得ないことで親への返金が園の経営に大きな影響を与えている。認可外保育園へ、特にそこに通う子供たちへのさらなる支援を実施するべきだと考えるが、県の見解を伺う。

 

6 県職員の体制について
 (1) 豚熱、首里城火災、新型コロナと職員への負担が大きくなっている。職員の労務管理について伺う。

 

 (2) 残業が支払われていないという報道があったが、時間外労働に対して適切に賃金は支払われなければいけない。現在どのようになっているか伺う。

 

 (3) 報道によると2020年1月から11月13日までの沖縄県警職員の処分件数が、懲戒・訓戒などを合わせて21件だったとのことだが、県警の説明を求める。

 

 (4) ストレスの高い職務だと推察されるが、県警職員の労働衛生管理について伺う。

 

7 県立病院での職員体制について
 (1) 看護師、薬剤師の人員体制を伺う。

 

 (2) 薬学部設置を急ぎ、沖縄県で人材育成から確保までできる体制構築を求める。