てぃーだ平和ネット ~沖縄県議会~

PARLIAMENT ACTIVITY 議会活動

  • 代表質問
  • 玉城 健一郎

令和5年第3回沖縄県議会(定例会)

2023年10月3日

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休憩お願いします。


皆さん、こんにちは。
 てぃーだ平和ネットの玉城健一郎です。
 本日は会派の代表質問をさせていただきます。
 その前に本日、辺野古新基地建設に反対し、沖縄の自治の底力を発揮する自治体議員有志の会の皆さんが、議場に見に来ております。この知事の辺野古新基地建設に対する反対の意思を示す、この知事の姿勢をしっかり後押ししながら、我々与党議員と一緒になって、県民の民意をしっかり体現していくメンバーですので、ぜひとも皆さんよろしくお願いいたします。
 それでは、1、FIBAバスケットボールワールドカップについて質問させていただきます。
 FIBAのホームページで、沖縄について誤った記述がございました。このことを指摘すると、すぐに修正をしていただきました。担当課の職員並びに日本バスケットボール協会の皆様には感謝を申し上げます。
 8月25日から9月5日まで沖縄県内で行われたFIBAワールドカップは、大成功に終わりました。欧州勢に初めて勝ったフィンランド戦を皮切りにアジア最高位となり、48年ぶりに日本の自力でのオリンピック出場を決めた。沖縄の奇跡、沖縄の歓喜と言われた今大会、メイン会場だけでなく那覇市、宜野湾市、北谷町、沖縄市ではパブリックビューイングも行われ、会場には1万人の子供たちが招待され、日本代表はもとより世界から集まった選手たちを応援いたしました。
 そこで伺います。
 (1)、バスケワールドカップを終えての知事の所見を伺います。
 (2)、今後の国際大会誘致について伺います。
 2、知事の政治姿勢について。
 (1)、宜野湾市の騒音苦情件数が8月時点で対前年度比132%に増えている。そのような市民の声から宜野湾市議会も普天間飛行場の外来機飛来と夜間飛行に対する抗議決議・意見書を全会一致で決議した。外来機飛来や、もともと認められていない夜間飛行は即刻やめるべきだと考えるが、知事の見解を伺う。
 (2)、オスプレイの緊急着陸が相次いで起こっているが、緊急着陸をしなければならないような機体を県民の上空を飛ばすべきではないと考えます。県知事の見解をお伺いします。
 (3)、地域外交室のこれまでの取組と今後の方向性を伺います。
 3、子育て政策について。
 (1)、待機児童が全国でもトップクラスの本県において、保育士不足がその原因と言われております。県として保育士養成など確保策を実施していますが、県内の市町村間において保育士の労働環境に差があり、保育士の取り合いをしているというお話を伺います。県としてどのように考え、対応していくのかお伺いいたします。
 (2)、給食費無償化について進捗状況をお伺いいたします。
 4、物価高騰対策について。
 食料品をはじめとする生活必需品の上昇が続いており、国民の生活を圧迫しております。県と国による電気料金及びLPガス料金に対する支援の延長についてお伺いいたします。
 5、雇用について。
 10月8日から沖縄県の最低賃金が896円となります。経営者と労働者の努力により、最低賃金は上がってきておりますが、物価高分を賃金上昇が上回ることができず、現実的な生活は厳しい状況にございます。消費者マインドを上げ、域内循環をよくしていくためにも、さらなる賃金の上昇が必要だと考えます。そんな中、国、県、経済団体、金融機関、労働者団体が発出した、適切な価格転嫁及び賃金の引上げの推進により地域経済の活性化に取り組む共同宣言は非常に意義深いものであり、宣言を生かしていく必要があると考えております。
 そこでお伺いします。
 (1)、適切な価格転嫁及び賃金の引上げの推進により地域経済の活性化に取り組む共同宣言について、その周知方法をお伺いします。
 (2)、沖縄県所得向上応援企業認証制度の効果とその周知についてお伺いいたします。
 6、経済について。
 県の海外事務所では、県産品の販路拡大に取り組んでおります。
 そこでお伺いいたします。
 (1)、県産品の国外輸出についてお伺いします。
 (2)、泡盛の国外輸出について、現状と課題をお伺いします。
 (3)、観光の復活について、現状と課題をお伺いいたします。
 7、海外との交流について。
 (1)、次世代キャラバン、南米訪問の成果をお伺いいたします。
 (2)、南米では沖縄県南米連絡事務所に関する要望があったが、県の見解をお伺いいたします。
 (3)、韓国、中国への知事、副知事訪問について、成果をお伺いいたします。
 (4)、日中韓の首脳会談が12月に韓国で行われます。現在の日中韓の関係を鑑みると、平和の発信や経済交流を進める沖縄県での開催は、大変大きな意義があると考えます。日本で開催する際の開催地として、立候補してはどうか。県の見解をお伺いします。
 (5)、台湾基隆のウミンチュの像への支援について県の見解をお伺いいたします。
 8、教育について。
 (1)、教員の多忙化解消に向け、働き方改革推進課が設置されたが、その取組状況をお伺いいたします。
 9、大麻の乱用について。
 (1)、県内での大麻取締法違反の推移とその傾向と県警の取組をお伺いします。
 (2)、教育委員会での取組、事件があってからの対応と児童へのケアについてお伺いいたします。
 10、育児休業について。
 男性の育児休業について、育児休業の仕組みが拡充、緩和されることで取得しやすい環境づくりが進んでいます。一部大企業では、公表が義務づけられることもあり、大企業や公務員では取得が増えることが予想されますが、一方で、体力的に厳しい中小企業で厳しい状況がございます。沖縄県中小企業家同友会の会員企業へのアンケートによると、男性の育児休業を取得したことがないが約75%、そのうち制度を整備していないが約60%、整備をしたいがやり方が分からないが20%だった。このような結果から、整備したいがやり方が分からない会社への支援やサポートが重要だと考えます。
 そこでお伺いいたします。 
 (1)、育児休業制度整備を進める会社への支援やサポートについて、県の取組状況をお伺いいたします。
 (2)、人員不足や中小企業への支援など根本的な対策を国に求めていく必要があると考えるが、県の見解をお伺いいたします。
 11、公園の整備について。
 (1)、障害がある子もない子も利用できるインクルーシブ遊具の導入を求めるが、県の見解をお伺いいたします。
 12、鉄軌道導入について。
 (1)、鉄軌道の検討状況と現状の課題をお伺いいたします。
 13、PFASについて。
 (1)、PFASの流出について、事故発生から3か月以上たっての発表は非常に遅いと思います。どのような経緯だったのか、再発防止策や情報公開、内部統制の在り方についてお伺いいたします。
 よろしくお願いいたします。


じゃ、金城先輩からもありましたけれども、ワールドカップについてですけれども、開催地であります沖縄県、そして沖縄市で一緒にやっていましたけれども、沖縄市が誘致について頑張ってきたことに対して、県の評価等も教えていただければ、お願いいたします。


よろしくお願いします。
 それでは、質問なんですけれども、まずはちょっとPFOSについてですけれども、最初に話を伺ったときにもう本当に啞然として言葉に出なかったんですね。なぜこれが起きたのかというところと、県知事も含めて環境部も企業局もPFOSの対策にしっかり取り組んでいる中で、そういったところがお膝元の県庁で起きた。その事態というのを重く考えないといけません。そういう中で、この6月に発生した時点で、しっかり情報を公開していれば、ここまで大きな問題にはならなかったはずなんですよ。3か月後の、この公表が遅れた理由というのをお伺いいたします。


ありがとうございます。
 それについて、あそこに行く前に、海外に行く前の15日に、知事も知ったわけですよ。その時点で知事もやはり公表について、しっかり言うべきだったのかなと思いますけれども、いかがでしょうか。


分かりました。本当にしっかり情報というのを適切に早く公表しなければ、不信につながっていきますので、その辺りは、今後ないように、しっかり気をつけていただきたいと思います。今回、川に流出したことによって、事件そのものが公表されたのではないかという指摘がございます。事故が起きなければPFOSが、この泡消火剤が、地下に出てきたということは公表されなかったのではないか、事故そのものが公表されなかったのではないかという指摘がありますけど、いかがでしょうか。


分かりました。しっかりそこについては、やっぱり情報をしっかり公表していくという道筋をつくってほしいというのが要望です。県が所管する建物でのPFOSの保有量だったりとか、今回の事故のように配管の中に残っているものはないか、お伺いいたします。


ぜひ調べてほしいと思います。今後の再発防止と情報公開もしっかり行っていただきたいと思いますし、本当に今後こういった事件・事故が起きないように、気を引き締めてやっていただきたいと思います。
 ありがとうございました。